【読んだ】発達障害の僕が輝ける場所をみつけられた理由
無職になり時間ができたので、ずっと読みかけでしまっていた本を引っ張りだしてきました。
裏表紙の写真。3月のライオンのカットイラストみたいだな~と思いました。
零くんが茂みに座りこんでいるカットありましたよね。
栗原類さんが発達障害を発表してから、なんとなく世間でタブー感がなくなった気がします。
もしかすると私が「発達障害」というワードを認識するようになったからかもしれませんが……。
類さんの文章はあまり読みやすいとか小気味よいとかいうものではないのですが、
(それがあって途中で読むのが止まってしまっていた)
とにかく丁寧な人柄がこれでもかと伝わってきます。
それには、類さんが苦手な分野についてとにかく根気よく教え続けた、母の泉さんによるものが大きいようで。
今までの経験から、今後類さんが苦労するであろうことをサポートする。
泉さんはすごく先回りして考えているけど、生きていける程度の怪我もあえてさせていたりとか。
本書のなかで泉さんは、「短期スパンでなく長期スパンでの子育て」について書いています。
これが結構、わたしにも当てはまるというか、むしろ私の母が「私にも当てはまる」なのか。
私は発達障害ではたぶんありません。一筋縄ではいかない子供ではあったそうですが。
ただ、やっぱり苦手なエリアはあります。
世間話は続かない、マルチタスクは苦手。突然のことにも弱いし、いらないことろで頑固だし。
それでも未成年のころに比べたら、上記のことも、頑張ればできるエリアに出張してきてくれることもあり。
読んでいて、あ、まあいいんだな。こういうのもやっぱ、あるよな。
と、ちょっと気が楽になりました。
やれねーもんはやれないので、なんとかやれそうエリアを広げていくしかないよね。
ちなみに、このあいだから小学生用の漢字ドリルをやりつつ文字をていねいに書く練習をしたり、
今回みたいに積読をくずしたり、算数の復習ドリルをはじめたり。
ぼちぼちなんかやったりやらなかったりしています。
これもそういうことの一環かしら。いきなり難しいことしても続かないしね……など言い訳をして。
無職なのでもうちょっとなんとかしろって感じですが。
ぼちぼちやっていきます。